法律とは何か、憲法と権力との関係

法律とは、議会によって制定するルールのことをいいますいます。
国家権力の多くは、権力者のやりたい放題となり、人々が苦しめられてきた歴史があります。
そこで法に従って統治をおこなうべきという法治主義が広まりました。
国を縛る憲法によって国家権力の暴走を防ぎます。
そして憲法の根拠のもとで、適正な手続きで決められた法律によって行政がおこなわれます。
行政権力は、法律によって根拠のない事柄を実行できない仕組みとなっています。
法律の根拠なく、あるいはそれを超えて権力を行使すれば、裁判所により憲法違反とする判決を受けることになります。
これに対して議会は行政や国民が従うべき具体的なルールを法律として制定します。
しかし議会が自由気ままに法律を制定すれば、国家の破綻を招きかねません。
そこで憲法の枠内でのみ法律を制定することができることになっています。
裁判所は憲法に違反する法律であるかを審査して、それが憲法の認める範囲ではないと判断したとき、違憲判決を出すことになります。
これによって権力の暴走を防ぐという仕組みです。